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September 10, 2005

THE UNWRITTEN BOOK 4

「さて、おまえの若いビッチが怠け者になってるみたいだな。彼女はおまえを困らせてるだけだ。病気じゃねえよ。20才以下のビッチが病気になったなんて、見たことないぜ。ブルシットかまされてんだよ。ひとりのホーの稼ぎに惑わされないで、冷たいピンプのゲームを続けるんだ。ホーに厳しいルールを課すんだ。おまえをリスペクトさせて心臓が止まるまでストリートでハンプさせるんだよ。

 ひとりのホーには、ひとつのマンコと口しかない。彼女が何を考えてるのか、さっさと理解しろ。一日に十六時間は働かせろ。ビッチがずっとおまえと一緒にいる保証なんてどこにもない。このゲームはまたの名を『口説いて、別れて』というくらいだぜ。
 おまえのビッチは、たしかに厄介だ。彼女は、おまえが次のホーをゲットできないと思ってる。さあ、ホテルへ帰れ。ビッチをベッドから叩きだして通りへ送り出せ。尻に思いっきり蹴りを入れてやれ。それでもダメなら、ハンガーをねじって鞭にするんだ。淫乱だろうとなかろうと、これに抵抗できるビッチはいない。
 たぶん、おまえの拳と足じゃこれ以上ビッチを動かすのが難しくなってきてるんだ。殴る、蹴るが快感になってきてる。俺を信じろ、ハンガーの鞭なら確実にしばき倒せる。しょうもないホーと付き合うくらいなら、ひとりもいない方がましだ。脱脂綿を用意しておけ。ホーが流血するまで鞭で打つんだ。手当は自分でやらせろ。
 ここに、錠剤を置いておく。これを持っていって、ビッチがベッドから出たら何錠か飲ませるんだ。大麻はもう吸わせるな。ホーを怠け者にするからな。心配すんな、キッド、俺が言ったようにやってみて女と別れることになったら、ホーをひとりやるよ。おい、ひとつのブロックだけに立たせるなよ。どのストリートへ行ってもいいと指示するんだ。好きにやらせてやれ。ピンプはそうするしかないんだ。女がゴネても、気にすんな。彼女が酷い状況に耐えたとき、本物のホーが生まれる。大金が手に入る。
 さあ、帰ってハンガー・プレッシャーをかけてこい。これでホーが逃げずに1週間がんばったら、500ドルは稼いでるはず。その金をもって、ホーが多い区画の郵便局へいってこい。そこからホテルに自分宛で送金するんだ。差出人を女の名前にしろ。
 怠け者のビッチは、競争相手がいると思いこむぜ。見てな、女の尻に火がつくから。存在しないビッチに負けないために、激しくハンプするようになる。へらへら笑ってんなよ、この《スウィート》が教えてやってるんだ。一流のピンプになれ。
 いいか、ホーと仲良くなったり信用しあう必要はこれっぽっちもない。逆なんだよ。20人のホーを手に入れても、本心を誰にも明かすな。いいピンプは常に誰よりも孤独なんだ。女たちにとってパズルみたいな男になれ。ミステリーになれ。そうすれば、女と一緒にいられる。あと、酸っぱい男になるな。いつも新しくて意味不明なことを喋ってろ、女どもを混乱させろ。これをやり続ける限り、女はおまえから離れていかない。
 これが《スウィート》の教えだ。世界でもっとも偉大なピンプが『ピンプの本』を読んで聞かせてやったんだ。ボク、何もかも記憶したか?」

投稿者 Dada : September 10, 2005 11:30 AM