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May 31, 2005
A DEGREE IN PIMPING 5
思いくそ馬鹿にしてやったことで、女は完全にヤラレていた。刑務所で学んだことがバッチリ機能していた。夜の闇に浮かびあがった彼女の瞳がメラメラと踊り子のように燃えさかるのがわかった。じぶんの中に潜んでいる虐められるのが大好きな淫乱ビャッチの素顔をぼくから隠そうと必死になっていることくらいこちらはとっくのとうにお見通しだった。
まるで地獄について説教する神父みたいに滑稽だった。目の前でメンコをまるだしにしているビャッチに対してチンコがギンギンになってしまっているにもかかわらず、「地獄に堕ちますよ?」と言ってるようなものだった。
そして、ついに女は言葉に詰まった。まあ、こんなものですよ。そこで、ウンコしにトイレへ行くことにした。
行くときに忘れずにこう言ってやった、「ビッチ、ウンコしたら帰るからな。おまえのメンコがおれが欲しくてぴょんぴょんしてることなんて知ってるんだ。彼女にして欲しいんだろ? どんなラッキーなビッチがこの男をゲットすんのかしら、なんつって思ってるんだろ? そんな妄想、捨てなさいよ。まっすぐ向かって来なさいよ、ビッチ! 素直になりなさいよ? 今夜しかチャンスはないんだから。今夜を逃したらもう、会うこともないんだから〜」
ウンコをしながら、紙をちぎりとった。10ドル札1枚と1ドル札4枚でそれをくるんだ。あとで何が起きたとしても、札束を見せる必要が出てくるだろうから。そして、しばらく突っ立っていた。あの女の体に熱がじっとりと浸透していくのを待っていた。最初の娼婦をコップできるかな? そう思うと、みるみるうちに固くなに勃起してきた。
そしてトイレから出た。彼女はドアの側で待っていた。完全に無視し、足を踏んづけそうな勢いで歩き去った。バー・カウンターへ寄り、勘定を支払った。女が肩ごしに見ているのがわかった。10ドル札を取りだした。
「お釣りはとっといて。キャデラックでもコップしてよ 笑」
バーテンの灰色の目が光った。繊細な小指で札を突き返してきた。
「店のおごりでいーよ。二時くらいに戻ってきて、いい女つかまえてよ」
そして行こうとすると、彼女が、ぼくのシャツの袖をつかんだ。こちらを見上げている。その瞳は、とろっとろのトロ甘に溶けていた。
思いくそ見下しながらこう言った、「さて、ビッチ、どうすんの。これっきりサヨナラしますか?」
すると彼女はぼくの肩を掴みぼくの体を引き寄せた。腕に女の熱い吐息が吹きかかった。トカゲのような舌をチロチロと耳のあたりへ這わせて今にもチロリチロリと舐めてきそうだった。さすがに震えた。けれども、クールに振る舞った。頭を傾け、彼女の首筋をナイフのような歯で噛んでやった。血がでなかったのが不思議なくらい。ビッチはうめいた。
やがて、こう囁いてきた、「この血も涙もない冷たいマザファカ。いっしょにいて。あたしの部屋に来て、お話しよ、、」
投稿者 Dada : May 31, 2005 06:25 PM