« FIRST STEPS INTO THE JUNGLE 5 | メイン | FIRST STEPS INTO THE JUNGLE 7 »

April 19, 2005

FIRST STEPS INTO THE JUNGLE 6

 パーティーと彼のインチキ娼婦は、それから三週間くらい《マーフィー》で勝ち続けた。そして丸っこい風船みたいな相手にブチ当たった。5フィートそこそこの身長だったが、重さは三百ポンドあるという大男だ。

 土曜日の夜十時をまわった頃だった。そこら中、白人の間抜けで溢れかえっていた。まるで街中の白人の男が集まっているみたいだった、片手に金、片手にチンコを握りしめて、黒人女のまっ黒なマンコを追いかけ回しに来たんだ。

 おれたちは、その地区のすみっこに陣取った。ど真ん中で馬鹿みたいな追っかけっこをやってたら、すぐに巡回してる警察に見つかって騒ぎが始まるからさ。まあ、おれは女の格好してるから、大したことにはならないと思うけど。

 パーティーは、刑務所をでてから、腕力を使うような真似はしなかった。それは、単純にどの獲物も力ずくで奪わなければならないほどの金を持っていなかったからだ。その点で、おれたちは砂漠で魚釣りをしているようなものだった。大金を持って女を買いに来てる客は、すみっこの方には来ないから。

 さて、いつものように道端で待ち伏せをしながら、パーティーが獲物を引っかけようと頑張っているのを眺めていた。十一時半頃だったかな、25セントのドレスを着たまま、一本足で立って片足をクレーンみたいにぶらぶらさせていた。

 5分後、ようやく獲物がやって来た。そいつは、何ていうか・・人間? それともマシーン? と、目を疑うような男だった。巨きな体に性欲をぱんぱんに膨らませて破裂しそうになってた。しかも、おれの適当な尻のグラインドを欲しくてたまらないといったイキフンで凝視している。

 そいつが財布をとりだした瞬間、背骨の辺りにチクチクした興奮が走るのがわかった。パーティーなんて中身を覗き込んだまま固まってしまった。金を払い終わり、奴がやる気まんまんでゆさゆさとおれの方へ向かってくるあいだも、ゆっくりと逃げることにした。パーティーの中で、この獲物から暴力的に金を奪いたいという欲望が爆発しているはずだったし、現に今にも彼が路地裏から飛び出して、この風船野郎をボコボコにするんじゃないかと思っていた。

投稿者 Dada : April 19, 2005 05:00 PM