ジョジョリオン

<ジョジョリオン>第一巻。

すばらしい……。

冒頭から凄い……。
杜王町にも津波が来てゐる、という、
シリーズ史上かつて無い禍々しさ……。

第四部以来の、現代日本か……。
杜王町にも津波が来てゐる……!

しかし、今回の杜王町は、
前回の杜王町と、関係無いという。
だけど、どうしても重なって見える。

現実の日本と、今回の杜王町、
今回の杜王町と、前回の杜王町、
このレイヤー三枚重ねが、なぜか、
まがまがしい……。いや、三枚では無い。

第四部以外のシリーズの記憶も
重なるから、多層である。

例えば、今月のウルトラジャンプで
登場した東方家の二女は、第七部の
<木の少女>に重なる。目が見えない。
で、<木の少女>は、第四部の、
<鉄塔の男>を連想させる……。

代わりが来ないと出られない……。

この、シャッフル、多層性は、
いうまでもなく、SBRからのもの。
従って、<ジョジョリオン>の前に、
<スティール・ボール・ラン>について、
検討して置く必要がありさう……。

と、もう一つ、<性>があるな。
主人公の<性器>は奇形らしい……。
また、<女の裸体>が描かれる……。

<津波>と<性>と書くだけで、
禍々しい第八部が、予想される……。
<現代日本>を描くジョジョであり、
<現実>を照らす力が、かつてなく強い。


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